モノ移動。

展示のため,先日パークギャラリー内を一掃。
スタッフの連携よく、なんと1時間半で片付く。
「何かを運んでる時の姉はイキイキしている。」
と実弟に言われたのを思い出す。

なにか創作する際にふと、
つくること以外の事の方が肝要なんでは、と思う時もある。

100人登場のミュージカル衣装を担当した時、
広い楽屋などないのに何度も着替えてくる群舞を見て、
同じステージを使ったことのある後輩に、
どういうからくりか?と詰め寄られた。
全身タイツをアンダーに着せておいて、
廊下を走り抜けながら障害物競争みたいに着脱させたの。

震災のあと、デザイナーとしてできることを、とか言うが、
場合によっては荷物でも運んだ方が役に立てるかもしれない。
個人的な見解だが、デザインは何か用を成していて欲しい。
求められていないものを作ってはいけないと思う。

稀温

稀温(キオンステューディオ代表)学生時代から衣装制作、販促企画などの活動を開始。流通と外食勤企業務を経て1991年よりフリー。衣食住のコーディネート、撮影やスタイリングなどを経て、名古屋を中心に大小のイベントや店舗など「場をつくる」プロジェクトに関わる。2016年より尾州のレトロビル「リテイル」で「アール・マテリアル・プロジェクト」を常設化する。