By 稀温 in Fashion
名古屋の景観をテーマにしたハイビジョン映像作品用のコスチュームのうちの1点。92年頃の仕事です。 素材はやわらかなコットンスウェード。 スカートの裾回りは約7mあり、動くと重みのあるフレアーの広がりがきれいでした。 写真は本編の終了後の記念撮影でパーツをすべて取った状態。 ここにモチーフのついたケープや帽子がセットされます。 コスチューム制作では大きな衣装をよく作りましたが、 ここまでボリュームあるものはそう多くないです。 2mのフレームの仕掛け付き人形のマントを除けば。
学生時代から衣装制作、販促企画などの活動を開始。流通と外食勤企業務を経て1991年よりフリー。衣食住のコーディネート、撮影やスタイリングなどを経て、名古屋を中心に大小のイベントや店舗など「場をつくる」プロジェクトに関わる。2016年より尾州のレトロビル「リテイル」で「アール・マテリアル・プロジェクト」を常設化する。
Coordinator
名古屋モード学園ファッションビジネス学部卒。 在学中よりステージコスチュームや販促企画の活動を開始。 流通系企業でリサーチ、店舗・営業企画などに従事。 1991年よりフリーランスに。