うちに来るお話ってどれも、
「こういうことは出来ますか?」という質問から始まることが多い。
聞いた瞬間に湧いてくるなら、それはたぶんできる。
アイディアは発明のように出て来るんじゃなくて、
すでに脳裏にあるものが結晶になってできあがる。
見たり聞いたり体験した、場所や他者が現してくれた先例、
アートやデザインやクリエイションのビジュアル、
今は満足できてない点をクリアする提案、
そして生まれるアイディア。
今日のオトナっぽいプロジェクトは、そういう瞬発ライトがピカピカしてた。
プロデューサーと一緒にした予備打合わせがマッハで終わり、
大テーブルの会議室もサクサクサクサク進行してゆく。
見えないボールをシャープに打ち合う試合のようなドライブ感がある。
今日のプロデューサートーク(雑談)より。
ある遊具のメーカー社長と会ったときのこと、
「発想するとき、オトナの都合は一切考えないで、こどもの気持ち100%で考える。こどもたちが夢中になってくれる遊具が出来ます。」
だそうです。
※写真は先日のトヨタ博物館。収蔵のクルマは全部、動くのだ。