それぞれ別の、知っているひとがふたり、
同じ日に旅立った。
ふたりともが私と同じ年代で、
ふたりとも残った家族や友人たちが
どんなにか深く深く悲しんでいる死。
彼女たちの時間が止まる。
終焉を見届けることもなく、
突然の知らせに、
思い出されるのは笑顔だけで
訃報が現実なのかどうか、
まだわからないでいる。
それぞれ別の、知っているひとがふたり、
同じ日に旅立った。
ふたりともが私と同じ年代で、
ふたりとも残った家族や友人たちが
どんなにか深く深く悲しんでいる死。
彼女たちの時間が止まる。
終焉を見届けることもなく、
突然の知らせに、
思い出されるのは笑顔だけで
訃報が現実なのかどうか、
まだわからないでいる。