先日のこと。
材料を仕入れに行ったらばったりとTさんに会った。
独立して仕事をする重要なとっかかりをくれた一人で、
特に初期にはすご〜くお世話になった人。
買い物しながらお互いに近況報告。
「村に民家を借りたので移り住むんだ。」と。
その声を聞きながら、頭にコーディネーターのM先生が浮かんだ。
「もうね、全部イヤになっちゃったのよ。
そしたら私が大事にしたいのは、食べることだって気付いたのよ!」
一昨年に新たなパートナーが住む外国へ行った。
経緯をすべてそばで見ているわけではないので、
それぞれにいろいろあったのだとは思うのだが、
そして一世代先を行ってる人たちではあるが、
「師」の面々は実に軽やかに飛び立っていくかのように見える。
ちょっとおおげさかもしれないけど、
ひょっとしたら、これで最後になるかもしれない。
でも、そこでばったり会えたのは、何かえにしがあるのかなと思った。