フリーになった当時はコスチュームがメインの仕事だったのもあり、
よく舞台を見に行った。
大掛かりな芝居から小劇団、ダンス、パフォーマンスなどなど、
どれもそれぞれに印象深いが、
中でも最もシンプルなステージ?ではないだろうか、
イッセー尾形さんの一人芝居。
東京の友だちによくチケット取れるなと言われた記憶があるが、
ごくまっとうに予約して何度か出かけた。
観るのはほぼ10年ぶりだと思うが、まったく変わらぬスタイル。
10分ごとに「どこかに居そうな老若男女」がかわるがわる現れる。
心なしかご年配のキャラクターを演じる深みが増したような…。
反対に最も大掛かりだった舞台は、
同じ頃に来日初期だったと思うシルクドゥソレイユ。
仕事のからみで舞台裏を案内して頂き、
間近で仕立てや工夫を拝見したのはとても参考になった。