By 稀温 in 稀温について
見たものや感じたことを残すため、伝えるために絵図にして見せるのはとても効果的です。 レストランチェーンの本部に勤めていたころ、創業社長に教わったこと。 外国でのリサーチ任務に赴く前に「写真を撮って安心するな。撮るのなら絵に描けるくらいよく観察してからシャッターを切れ。」 気軽に無数の写真を撮る今でもなお、あえて手描きでスケッチしたりすることも。 そうすると見たものが自分の中にしっかり残るのか、ものごとを発案する反射神経の資源となっているように思います。
学生時代から衣装制作、販促企画などの活動を開始。流通と外食勤企業務を経て1991年よりフリー。衣食住のコーディネート、撮影やスタイリングなどを経て、名古屋を中心に大小のイベントや店舗など「場をつくる」プロジェクトに関わる。2016年より尾州のレトロビル「リテイル」で「アール・マテリアル・プロジェクト」を常設化する。